忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

マケイン氏苦境、経済危機で打撃 討論会で逆転ならず

共和党マケイン、民主党オバマ両上院議員は7日、大統領候補の2度目の政策討論会に臨んだが、終了直後のCNNなどの世論調査はオバマ氏が優勢だったと伝えた。全米各州の情勢も、昨今の経済危機に直撃されたマケイン氏の苦境を映し出している。

 「これは私の提案だ。オバマ氏の提案でも、ブッシュ大統領の提案でもない」

 マケイン氏がそう強調したのは、不良債権化した住宅ローン債権の買い上げという「独自案」を示したときだった。経済危機の「戦犯」と見られているブッシュ政権と一緒にされたくない、という強い思いがにじんだ。

 対するオバマ氏は余裕を見せた。これまでもマケイン氏を「ブッシュ政権の3期目」と批判してきたが、経済危機のおかげで労せずして浸透。「マケイン氏は金融の規制緩和を進めてきた」とも批判し、経済問題を通じて優位な立場を固めつつある。

 マケイン氏はオバマ氏と増税を結びつけようとしたが、オバマ氏は持論である中低所得者層の減税策を持ち出して反論。外交・安全保障でも、「テロリスト掃討のためにはパキスタンに越境しての単独攻撃も辞さない」と強硬発言したオバマ氏をマケイン氏が批判した。だが、オバマ氏は「イランを爆撃しろ」と鼻歌で歌ったマケイン氏のエピソードで切り返し、付け入るスキを与えなかった。

 11月4日の投開票まであと4週間。経済危機を脱する見通しのない中、政治評論家の間では「オバマ氏の地滑り的勝利」の可能性も取りざたされ始めた。15日の最後の討論会を残し、7日の討論会はマケイン氏にとって逆転をねらえる好機だったが、十分に生かすことが出来なかった。




フィットネスサンダル
PR

フリーエリア

忍者アナライズ

カウンター

満足施設

リンク