女性の肌の露出も増える季節。彼女や奥さんの姿に、「あともう少し胸があったら…」とため息をつく男性もいるのではないだろうか。ところで、胸って何歳まで成長するものなの?
ワコール人間科学研究所に聞いてみた。
「当研究所では女性の身体の計測を時系列に行っていますが、20歳までの成長の結果を見る限り、バストが大きくなるのは18-19歳くらいまで。それ以上の年齢で大きくなることはなさそうという見方です」
ちなみに、20年前の20歳の女性の平均バストと比較した場合、身体が細くなっているにもかかわらずバストは大きくなっているという調査結果はあるそうだ。
また、「下着の着け方によって、胸の脇などの肉もクセをつけていくことで、胸になる」説もあるが…。
「確かに一時的にはバストアップにつながるかと思います。ただし、これが日常的にバストになるかというと、実証されているデータも否定されているデータもありませんので、推測の域は出ません」とのこと。
続いて、ある美容整形の医師に聞いてみると…。
「そもそも胸は、半分以上が乳腺で、成長期になると『ラクトゲン受容体』というものが成熟します。このラクトゲン受容体に成長ホルモンが作用すると、バストが大きくなるというメカニズムなんです」
つまり、成長ホルモンが十分に分泌されないとバストが大きくならないわけだが、成長ホルモンが十分に分泌されるピークは17歳ぐらいまでなのだとか。
「20歳を過ぎて、太ってもいないのに、胸だけ大きくなる人は少ないですね」
とはいえ、若いうちはラクトゲン受容体が未成熟で、大人になってから成熟し、胸が大きくなった人もいないわけではないという。
バストの「遅咲き」に、かすかな期待をかけてみる?
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