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「お礼は5」を50万円と勘違い 教員採用汚職

「お礼は5くらいやねえかなあ」。そんなアドバイスを聞いて、元義務教育課参事、矢野哲郎被告(52)は「50万円」と思い込み、「現金では生々しい」と商品券を選んだ――。大分地裁で4日あった大分県教員汚職事件の初公判で、矢野元参事の弁護側は、一連の事件の発端となるわいろが「商品券50万円分」となった経緯を説明した。

 事件の発端は、矢野元参事が06年9月、県教委ナンバー2の教育審議監だった二宮政人被告(61)=10日に初公判予定=に長女の合格を依頼して渡した商品券50万円分の授受とされる。

 検察側の冒頭陳述によると、矢野元参事の長女が07年度採用1次試験に合格したことを知った大分県佐伯市立中学校教頭=県教委が減給処分=が矢野元参事に「二宮審議監を紹介しましょうか」と持ちかけて2人を仲介。教頭は「手みやげはシャツ仕立券でよい」と伝えたという。

 ところが、矢野元参事の弁護側の冒頭陳述によると、矢野元参事は「採用試験はコネや金がないと合格できない」と聞いていたことから、謝礼はどれくらいがいいのか悩み、別に長女の合格を依頼していた元同課参事、江藤勝由被告(52)に相談した。

 江藤元参事は1万円か2万円の意味で「1か2、多くても5くらいやねえかなあ」と助言したが、矢野元参事は「教員になれるかどうかは一生のことだから」と「5」を50万円と信じ込んだ。そして、現金だとわいろのイメージが強いことから商品券に決めたという。

 検察側によると、二宮元審議監への2回目の商品券の授受の場は06年10月、大分市内の料理店。中学教頭と一緒に出向き、「審議監様のおかげで娘が合格することができました」と礼を述べ、帰り際、50万円分の商品券が入った紙袋を渡したという。




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